宝塚記念や有馬記念などのGⅠを制したクロノジェネシスに騎乗して競馬界で話題になっているのが、関西の北村友一騎手ですよね。
クロノジェネシスの他にアルアインやレシステンシアでもGⅠ勝ちがあり、頼れる騎手の1人として認識されつつあります。
そんな北村友一騎手について、いろいろと掘り下げてみましょう。
北村友一騎手は騎乗停止になってしまうことがある
競馬の騎手は、さまざまな事情により騎乗停止になってしまうことがあります。
騎乗停止とは文字通り競馬のレースに騎乗ができなくなることで、騎手にとっては非常に大きな痛手です。
騎乗できなければ賞金を稼げませんから収入にならないですし、騎乗依頼を任されているお手馬がいてもすべて他の騎手へと乗り替わりになってしまいます。
乗り替わりになったタイミングでそのまま別の騎手が主戦になってしまうこともめずらしくないですから、騎乗停止になることは極力避けなければいけません。
ですが北村友一騎手は、過去に9日間の騎乗停止処分を受けてしまったことがあります。
2020年11月14日の阪神12Rでジュビリーヘッドに騎乗していた北村友一騎手は、3コーナー付近で急に内側に斜行し、内を走っていた2頭の走行を妨害してしまいました。
これにより9日間の騎乗停止処分が下されたのです。
JRAが発表しているパトロールビデオを視聴すればわかりますが、ジュビリーヘッドは急に内側へと切れ込み、内を走っていた2頭の前をふさぐような進路を取っています。
特に最内にいたアズマヘリテージは大きく後退していますから、騎乗停止の処分が下ったのはしかたないといえるかもしれません。
馬のクセや突発的行動が原因で騎手でも予測できないような進路変更もありますから、すべてが騎手の責任とは言い切れない場合もあります。
ですが馬をきちんと御して安全な競馬をおこなわなければ、最悪の場合落馬事故が起きてしまいかねません。
ですから危ない走行が認められた場合は、騎乗停止処分が下されてしまうのです。
9日間の騎乗停止はかなり重いほうで、だいたい1ヶ月は乗れない計算になります。
ケガをして競馬に乗れないのはしかたありませんが、騎乗停止で乗れないとなるとその後にも大きな悪影響を与えてしまいます。
競馬関係者からの信頼を失ってしまうことにもなりかねませんから、騎乗停止になるような事態はないに越したことありません。
北村友一騎手は過去に何度か騎乗停止処分を受けていますから、今後長く活躍するためにもフェアプレーをできる限り意識してほしいですね。
北村友一騎手の年収はいくらぐらいなのか
クロノジェネシスでのGⅠ勝ちなど大きなレースを勝つこともある北村友一騎手だけに、年間でいったいどのぐらい稼いでいるのかは正直気になりますよね。
たとえば年収がどの程度なのか、知りたいのではないでしょうか。
騎手の年収は1年の勝ち星に大きく左右されますので、年収がいくらなのかは年によってバラつきが出ます。
極端な例をいえば、高額賞金のGⅠを含めて年間100勝だった年と未勝利戦しか勝っていない年間10勝だった年では、年収に大きな開きがあるということです。
北村友一騎手の場合、2020年はクロノジェネシスでGⅠを2勝しているのを含む58勝で、総獲得賞金は約20億円です。
このうち騎手の取り分は約5%ほどなので、年収に換算すると約1億円です。
あくまで概算ですから正確な数字ではありませんが、大雑把に計算しても年収が約1億円を見込めるというのですから、一般的な職業と比べて年収が高いのは間違いありません。
年収が1億円近くある人は、そう多くはいませんよね。
北村友一騎手は2006年にデビューして以降、着々とキャリアを積み重ねてきました。
当たり前ですが、最初から1億円に到達するような超高額年収だったわけではありません。
ただデビュー翌年の2007年以降はコンスタントに50勝前後をあげていますから、一般的な騎手と比べてもどちらかといえば年収は高い方でした。
一流騎手たちと同じレースに騎乗して勝利数を積み重ねていますから、北村友一騎手の手腕は正当に評価されるべきでしょう。
しかも2019年以降は1年に重賞を複数勝つようになっていますから、その影響で年収がさらにアップしています。
北村友一騎手の年収額を知ったら「騎手は儲かって良いなあ」と単純に羨ましく感じてしまいますが、北村友一騎手のような高額年収に到達できるのは限られた一握りの騎手だけです。
リーディングで上位30位以内にコンスタントにランクインできればこその結果ですから、それができなければ超高額年収にはなりません。
また落馬事故に巻き込まれて大ケガすることもあるなど、普通の仕事と比べて命の危険が脅かされることの多い職業です。
そんな非常にシビアな世界で仕事をしていますから、その分活躍した時に収入がはね上がるのは当然だといえるかもしれません。
ただ上には上がいて、C・ルメール騎手クラスになると年収が約2億円以上あるのではないかと推定されます。
余計なお世話かもしれませんが、北村友一騎手もそのレベルを目指して頑張ってほしいですね。
北村友一騎手と嫁について
北村友一騎手は1986年生まれですから、2021年10月の誕生日をむかえると35歳になります。
もう結婚していてもまったくおかしくない年齢ですが、北村友一騎手の結婚事情はいったいどうなっているのでしょうか。
もしも北村友一騎手に嫁がいるなら、どんな嫁なのかとても気になりますよね。
まず北村友一騎手の結婚事情ですが、2021年の初頭に結婚しています。
つまり2021年が結婚1年目ですから、かなりホットな話題ですよね。
クロノジェネシスで有馬記念を勝った後年を越してすぐ入籍していますから、いろいろと感慨深かったのではないでしょうか。
そして気になる北村友一騎手の嫁ですが、一般女性の愛美さんであることがわかっています。
結婚当時の愛美さんの年齢は29歳ですから、5歳年下の女性を嫁にしたということになりますね。
知り合ったきっかけは知人の紹介で、それは約2年前のできごとでした。
また愛美さんは、島根県の出身者だということです。
知り合って以降順調に交際を重ね、満を持して結婚に踏み切ったのでしょう。
有馬記念を勝って嫁もできたわけですから、まさしく順風満帆な人生を歩んでいるとわかります。
嫁という人生のパートナーができた北村友一騎手が、今後どんな活躍を見せてくれるのか楽しみでなりません。
前述した年収の項目でも触れましたが、騎手という職業は競馬の花形である一方落馬などの危険がともなう職業です。
また成績が収入に直結するシビアな世界ですから、トップ騎手の立場にいても成績が下降すれば先行きが不安になってしまいます。
そんなシビアな世界に身を置いて騎手としての仕事をしなければならないですから、家庭の安らぎが心の支えや癒やしになるであろうことは想像に難くありません。
嫁ができたら独身でいる時と比べて責任感を覚えるものですが、それと同時に心強さや絆を感じることもできます。
嫁ができたからといって急に何かが変わるとは思えないですが、嫁の存在が良い方に作用すれば北村友一騎手の今後の成績がさらに上向いておかしくありませんよね。
すでにトップ騎手として認知されつつある北村友一騎手ですが、今以上に活躍すればもっと高みにいけます。
嫁ができたことで北村友一騎手がどう変わっていくのか、その成績や動向から目を離さずに注目していきたいですね。