今回は、俳優の國村隼さんについてご紹介します。
ドラマや映画ではおしどり夫婦役を演じることもある國村隼さんですが、私生活では結婚していないようです。未婚の理由は若い頃から車にハマり過ぎていることだそうですが、詳しく調べてみましょう。
ドラマや映画などでは熟年夫婦役を演じたり、おしどり夫婦役で視聴者を和ませたりしている國村隼さんですが、私生活では結婚していないようです。1955年11月16日 生まれで、2022年時点での年齢が67歳。余計なお世話かもしれませんが、この先の人生で伴侶がいないのは寂しいのではないかと思ってしまいます。
インターネット上では、あれだけ渋い役からハードボイルドな役まで幅広く演じることができてカッコいいのに意外!という声が複数見られました。
國村隼には結婚歴があったけど子供はいない
國村隼さんの過去を遡ってみると、かつて結婚していたことがあるようです。
ですが、ほどなくして離婚してしまったようで、具体的な結婚生活の期間までは不明ですが、短期間での離婚だったようです。
結婚していた期間が短かったことや、俳優としてこれからという大事な時期だったため、子供を作る時間はなかったのでしょうか、前妻との間に子供はいないようです。
國村隼が結婚しない理由は若い頃からの車好きが原因!実はエンジンフェチだった
國村隼さんと言えば、知る人ぞ知る車好きです。車関連の番組にも複数出演するなど、車の事を語らせると止まらないのですが、特にエンジンが大好きだということです。
國村隼さんがエンジンにハマったのは小学生の頃でした。今でこそ車は生活必需品の一部となっていますが、國村隼さんが子供の頃は一般的なサラリーマン家庭でも車がない家がたくさんあった時代でした。いわば高嶺の花的な存在だった車が國村隼さんの自宅にはあったため、他の子よりも車の構造について知りたいという気持ちが強かったのでしょう。見る車見る車すべてについて、車種だけではなく、その車に搭載されているエンジンの種類やその排気量まで完璧に記憶していました。
このように小学生の頃から車に憧れを抱いていた國村隼さんですので、この頃の将来の夢はエンジニアになることでした。中学校を卒業した後に進学したのは大阪府立工業高等専門学校でした。
大阪府立工業高等専門学校に進学してからも車に対する愛は冷めず、むしろ車を知れば知るほど、國村隼さんの心の中でエンジンに魅かれるようになっていきました。一見すると同じ形のエンジンであっても、OHV、OHC、ボクサーなど、様々なバリエーションがあって、同じ種類のエンジンであっても、カムシャフトやバルブの数などを変えることで、より一層そのエンジンの性能を高めるための工夫がなされていることに気付いてからは、エンジン設計の勉強をするようになりました。
國村隼さんの経歴からも大阪府立工業高等専門学校は中退していることが分かりますが、中退理由は演劇の世界に魅了されたからです。ですが、それ以降も車やエンジンに対する愛が冷めることはなく、今でも車やエンジンにゾッコン状態です。車好きだから結婚できないというわけではありませんが、國村隼さんほどの熱の入れようであれば、車やエンジンに対する愛が強い余り、女性には興味が向かない可能性は充分に考えられます。
現在の國村隼さんの愛車はBMWのZ4クーペです。搭載されているエンジンは直列6気筒エンジンで、ファンの間では“シルキー6”と呼ばれるエンジンです。回転による振動を完全に打ち消すことができる構造になっていて、そのことから乗り味が非常に滑らかなのが特徴です。
BMWのZ4クーペに乗り換える前は、アルファロメオ156に乗っていました。エンジンのフィーリングや乗り心地に不満はなかったのですが、とある撮影現場で撮影スケジュールや対人関係からストレスをため込んでしまったときに、たまたま見たカー雑誌にBMWのZ4クーペが掲載されているのを見て『(今の撮影現場が)終わったらこれに乗ろう』と思い立ちました。
國村隼が結婚しない理由はエンジニア思考だから
國村隼さんが役作りをする際に根底にある考え方が、台本に書かれている内容が全てであり、台本が全ての設計図だという考え方です。与えられた役がどのような役であれ、國村隼さんはとにかく台本を徹底的に読み込んで人物をイメージすることに徹しています。
先ほどもお伝えした通り、小さい頃から車やエンジンに興味を抱いてきた國村隼さんの中には知らず知らずのうちにエンジニア精神が宿っているようで、仕事でも現状に満足することなく、更なる性能アップへの作業を怠ることはありません。台本には書かれていないその人物の生い立ちや家庭環境までを想像して撮影に臨むこともしばしばあるようです。
ドラマや映画の撮影が控えていると、プライベートよりも何よりも役作りのことを優先させてしまう國村隼さんの性格からすると、結婚をして相手のことを考えようという気持ちにはならないのかもしれません。
國村隼の人生観から見る今後の結婚の可能性
國村隼さんの価値観を考察してみると、先ほどお伝えした車やエンジンの件からも分かる通り、絶対にこの車じゃなければとか、絶対にこのエンジンが搭載されていなければという強いこだわりがあるわけではないと言えます。
しかし、そうだからと言っていくつかの選択肢の中からどれかを選ぶということはしたくないとも語っています。ですので、人から色々とアドバイスを受けることはあっても、人から指図されて選択するのではなく、どんなことでも自分の感覚やスタイルに基づいて選びたいという気持ちが強いそうです。
自分の感覚とスタイルに基づいて選択した結果、どんなものであっても必ず日常を豊かにしてくれるという信念がある國村隼さん。ご自身の心の中で「この人となら!」と納得できるお相手が見つからない限りは、今後國村隼さんが結婚する可能性は低いものと考えられます。
國村隼が若い頃から結婚よりも優先させてきた愛車遍歴が凄い
國村隼さんがこよなく愛する車について、これまでに所有してきた愛車遍歴をご紹介します。
人生で初めて所有(購入)したのは、スズキのジムニーでした。
悪路での走破性が良く、オフロードカーとしての色彩が濃い車ではありますが、通常走行でも充分な乗り心地の良さを実感できる車で、1970年(昭和45年)から市販され続け、現在のモデルが4代目となっています。ちなみに、國村隼さんが購入したモデルがいつのモデルなのかは不明です。
そして、スズキのジムニーの次に所有(購入)したのは、アルファロメオ156(通称アルファ156)です。
V6エンジンのサウンドに惚れ込んで購入に至った代物で、長く乗り続けていました。画像のようにナンバープレートをフロント中央ではなく右側に取り付けた赤い車が走っていたのを覚えている方もいるかもしれません。
そしてアルファロメオ156の次に所有(購入)したのがBMWのZ4クーペで、初代E86型です。
画像の通り車体色はシルバーで、現在も乗っているのですが、この車が生産終了になったと聞いたときは少し嬉しかったと國村隼さんは語っていました。生産終了となったのが2008年ですので、仮にその頃から乗っていたとすると、所有歴は既に10年以上となります。
大好きな車と一緒に釣りに出かけたりドライブをすることで、日頃のストレスも吹き飛ぶという國村隼さん。これからも名バイプレーヤーとして、見る人を魅了し続けていただきたいと思います。