女優の大方斐紗子さんの結婚事情をまとめました!
ひよっこ、あまちゃんに出演したことをご紹介!
また、大方斐紗子さんの若い頃にもフォーカスします。
おばあちゃん女優として愛されている大方斐紗子さん。
現在79歳ですが、その私生活にはあまり触れられていません。
今回、大方斐紗子さんの結婚について調べてみたのですが、 結婚に関する情報が出てきません。
黒柳徹子さんや森光子さんのように、独身で晩年を過ごす方もいらっしゃいますが、大方斐紗子さんもその仲間だったのでしょうか。
ただ、大方斐紗子さんの年代から言って、当初は結婚しないという選択はそうそう出来なかったのではないか?と思います。
それでも独身を貫いたのか、もしかしたらバツがついているのか、その辺りも分からなかったのですが、大方斐紗子さんは女優としては大成功された方だと思います。
息子さんがいらっしゃるといった情報もあったのですが、何せ、結婚しているかどうかも判明しなかったので、その先にある息子さんのことまでは分からずじまいでした。
結婚、子供といった枠に当てはまらない人生があっても全然いいですよね。
目次
大方斐紗子の出演作① ひよっこ
NHK「連続テレビ小説」の 『ひよっこ』は、2017年4月3日から9月30日まで放送されました。
田舎で育った主人公・谷田部みね子が、集団就職で上京し様々な試練を乗り越えて成長していく姿を描いたドラマです。
その中で大方斐紗子さんは、 「青天目澄子の祖母」役で出演。
青天目澄子とは、みね子と同期で乙女寮の同質の女性です。
澄子はおばあちゃんっ子で、上京間もない頃はホームシックになってしまいました。
大方斐紗子の出演作② あまちゃん
『あまちゃん』は2013年度、上半期に放送された朝ドラ。
岩手県三陸海岸沿いの北三陸市を舞台に、東京の女子高生・アキが夏休みの母の故郷である北三陸市に行き、祖母の後を追って海女となるが、思いがけないことから人気を得て地元のアイドルになる姿が描かれた。
そして、東日本大震災を劇内出来事として扱い、アキが地元のアイドルとして復興に携わる姿も描かれました。
その中で、大方斐紗子さんは 「鈴木のばっぱ」役で出演。
アキの祖母・夏の近所の鈴木さんちのおばあちゃんという役ところでした。
大方斐紗子の出演作③ 仮面ライダーゴースト
『仮面ライダーゴースト』は2015年10月4日から2016年9月25日まで放送された主人公が変身するヒーローものドラマ。
その中で大方斐紗子さんは、 福嶋ハルミの祖母・「フミ」を演じました。
福嶋ハルミは、 若き頃のフミと瓜二つであり、初対面のアランからフミと間違われている。
フミ同様、絵を描くことを趣味としている。
フミの死後、「祖母の声が聞こえた」という理由から新店主として「フーミン」を引き継いだ。
『仮面ライダーゴースト』懐かしいw
大方斐紗子の出演作④ 恋の罪
『恋の罪』は2011年公開された、園子温さん監督、主演水野美紀さんの映画。
簡単なストーリーは、雨の夜、ラブホテル街の古びたアパートで、女性の変死体が発見される。
その事件を追う刑事の和子は、捜査を進めるうちに、大学助教授美津子、ベストセラー小説家の妻いずみに行きあたる。
この作品は1997年に渋谷で行った東電OL殺人事件が元ネタとなっています。
大方斐紗子さんは 「尾沢志津」役で出演しました。
大方斐紗子の出演作⑤ 半分、青い。
『半分、青い。』は2018年4月2日から9月29日まで放送された朝ドラ。
どんなお話しか簡単にご紹介します。
岐阜県東美濃地方の山奥梟町で産まれた鈴愛と、同日同病院で一足先に生まれた律との、長い長い恋物語です。
鈴愛は小3の時に突然左耳が聞こえなくなってしまう。
それでも前向きに成長していく鈴愛。
高校卒業後漫画家になるため上京し、数年間頑張りますが、結局漫画家は諦めることになります。
その後結婚、出産、離婚を経て、最終的には律と「そよ風の扇風機」を発明します。
大方斐紗子さんは 「東雲さん」役で出演しています。
「東雲さん」は、鈴愛がのちの夫と出会う場所となる100円ショップのお客様です。
大方斐紗子の若い頃の活動が気になる!
大方斐紗子さんは高校卒業後上京し、 劇団俳優座の付属養成所に入り3年間学びました。
演技が優れているなあと思う俳優さんは、みんな舞台出身だったので、 舞台俳優を目指します。
卒業後は青年座に入団したくさんの場数を踏みました。
その後、フリーとなり女優活動を始めました。
上京した時に直した方言を、今は活かして方言指導もしています。
現在、誰からも愛されるおばあちゃん女優として、絶対的に必要とされる存在になりました。
大方斐紗子、若い頃は難関高校卒で劇団員だった
大方斐紗子さんは福島県のご出身で、子供の頃からお芝居や映画が大好きだったそうです。
そんな大方さんは高校時代に演劇部に所属し、お芝居を始めました。
その大方さんが進学した高校は、福島県立福島女子高等学校でした。
福島女子高等学校は大方さんが通われていた当時は女子校でしたが、2003年からは男女共学の高校になり、それを機に福島県立橘高等学校へと校名を変更しています。
そんな福島女子高等学校は非常に優秀な生徒ばかりが集まる進学校で、学年の半分以上の生徒が国公立大学に進学するほどです。
同校の卒業生には衆議院議員の金子恵美さんや、医療ジャーナリストの藍原寛子さんなどがいらっしゃいます。
大方さんはそのような進学校を卒業した後は上京し、劇団俳優座付属の養成所を受け、そちらも難関だったそうですが合格しました。
養成所では3年間芝居について色々なことを学び、卒業後は劇団青年座に入団されました。
そこでは数多くの舞台を経験し、役者として成長されたそうです。
その頃の大方さんは反骨精神が強くあったそうで、大御所の演出家の先生の演出にも違うと思ったことには意見するような方だったそうです。
ご自身でも「偉い人に反発することが生きていることと捉える傾向があった」と振り返っておられました。
その後はフリーの俳優になり、様々な舞台に呼ばれてたくさんの外国人演出家の舞台にも出演されました。
外国人演出家の指導は本当に厳しかったそうで、足を一歩前に出すだけの演技だけでも何時間も指導を受けたそうです。
そんな指導を受ける中で「自分には才能がないのかもしれない」と思う瞬間も多くあったそうです。
ですが、それでもまだ芝居が好きでこの道を選んで良かったと思われるそうで、芝居そいうものの強い魅力に驚かれることもあるそうです。
これからも素晴らしい演技で、多くの作品に出演していただきたいですね。
夫や息子がいる
大方斐紗子さんは、30歳の時に結婚されています。
結婚されたのが今のように多くの方に知られる以前のことでしたので特に結婚を発表されたことはないですが、プロフィールに「旧姓:内山」とあったために結婚されていることが判明しました。
結婚のお相手についてはまったく情報がなく、名前や年齢、職業や顔写真も一切明らかになっていません。
結婚当時大方さんは劇団青年座に所属していました。
劇団に所属している方の多くは同じ劇団の中の共演者やスタッフと多くの時間を共有するため劇団員同士で結婚することが多いようですが、大方さんの夫が劇団に所属していたかどうかも明らかにはなっていません。
そんな大方さんは結婚から約1年後に第一子となる男の子を出産されました。
息子さんに関しても名前や顔写真は明らかになっていません。
息子さんが小学校2年生の時の国語の授業で「生きがい」というのがテーマになり、大方さんが「生きがいってなんだろうね」と息子さんに話すと「ママは仕事がない時はムスっとしてる、その逆じゃない?」と言われたそうです。
その時は「母親にとって舞台は生きがい」ということを息子さんが理解していると思い、少しいい気分になったそうです。
ですが、その年の年末ギリギリまで舞台出演をしていて帰宅したところ、家の障子がビリビリに破られていて「何やってるの!」と息子さんを叱ったそうです。
すると息子さんは「なんで仕事ばっかりするんだよ。これじゃ福引きもできない!」と泣きじゃくったそうです。
近所の商店街では年末になると福引券を配られ、お友達はそれを集めてお母さんと福引きに行っていたそうです。
息子さんに、そんな当たり前のことがうちはできないという悲しい思いをさせていたことを後悔し、それ以降はどんなにお金がなくなっても一切の仕事を断ると決めたそうです。
ある日、電話でいつものように出演依頼を断っていると息子さんが隣に来て「たまにはやりなよ」と言ってくれたそうです。
息子さんも大方さんの生きがいである舞台を取り上げてしまったことを後悔してしまったのかもしれませんね。
そんな大方さんの息子さんですが、大方さんと同じ俳優の道に進んだそうです。
残念ながら息子さんのお名前も明らかになっていないため、どんな作品に出ておられるのか、2024年現在も俳優を続けておられるのかは明らかになっていません。
もしも何かで大方さんと共演が実現すれば、本当に素敵ですね。
現在も活動している
大方斐紗子さんは2024年のお誕生日には85歳を迎えられましたが、俳優として勢力的に活動されています。
むしろ、今になってブレイクしておられるような状況です。
2024年1月19日に公開され話題になった映画「ゴールデンカムイ」ではフチ役というアイヌのおばあさん役を演じ、大変話題になりました。
また、映画の続編となるドラマシリーズ「連続ドラマW ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―」にもフチ役で続投することが発表され、さらに話題になりました。
2024年5月10日には「第32回橋田賞」の授与式が行われています。
長きにわたる放送業界への貢献が認められ、大方さんに野村昭子賞が授与されました。
大方さんは「素晴らしい賞をいただいて倒れそうでした」と声を張っておられました。