日本を代表する守備職人として知られている今宮健太（いまみやけんた）。
所属している福岡ソフトバンクホークスでは堅実な守備に加え、いぶし銀が光る打撃でチームの勝利に貢献しています。
本記事では、今宮健太の経歴や成績、結婚や年俸にいたるまで、その魅力を様々な角度から徹底解説していきます。
この記事を読めば、今宮健太の様々な情報をチェックすることができるので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
今宮健太のプロフィール
今宮健太はどんな選手？
今宮健太の高校時代
明豊高等学校とは
今宮健太の高校時代の成績
今宮健太のNPB時代
NPBでの個人成績
NPBでのチーム成績
NPBで獲得したタイトル
今宮健太の年俸はいくら？
2022年オフに3億円を突破！
これまでの年俸推移
今宮健太は結婚してる？子供はいるの？
さいごに
今宮健太のプロフィール
・氏名：今宮健太
・出身地：大分県別府市
・生年月日（年齢）：1991年7月15日（33歳）
・身長：173cm
・体重：80kg
・投打：右投右打
・背番号：6
・ポジション：遊撃手
・経歴：明豊中学校ー明豊高等学校ー福岡ソフトバンクホークス
・代表歴：プレミア12（2015）
高校卒業後、ドラフト1位でプロ入りし、現在15年目のシーズンを送っています。
身長は173cmと小柄ながら、体格をカバーする抜群の野球センスと身体能力を活かしたプレーは必見です。
年齢は33歳で、経験豊富なベテランとしてチームを牽引しています。
今後もさらなる活躍が期待される福岡ソフトバンクホークスの中心選手です。
今宮健太はどんな選手？
今宮健太は、広い守備範囲やアクロバットな守備が魅力の遊撃手です。
高校時代には投手として最速154kmを計測したことで知られており、その強肩や、正確なスローイングでチームに貢献しています。
打撃面では、パンチ力のある打撃や高いバント技術を持っているのが特徴です。
高校通算62本塁打を記録するなど、長打力に関しても非常に高いポテンシャルを持っていますが、金属バットから木製バットに変わるタイミングで打撃スタイルを変更。
現在は、犠打の名手としてつなぎ役に徹しています。
このように、攻守の両面において、チームに欠かすことのできないオールラウンドプレイヤーとして活躍しているのです。
今宮健太の高校時代
高校時代は投手と内野手の二刀流として活躍していた今宮健太。
どのような高校時代を送っていたのでしょうか。
ここからは高校時代の活躍について解説していきます。
明豊高等学校とは
明豊高校は大分県別府市にある私立高校です。
野球部は全国的に有名で、選抜高等学校野球大会に5回、全国高等学校野球選手権大会に10回出場しており、甲子園で準優勝の経験もある名門校です。
主な実績は以下のとおりです。
【主な実績】
▪第104回全国高等学校野球選手権大会［ベスト16］
▪第93回選抜高等学校野球大会［準優勝］
▪第91回選抜高等学校野球大会［ベスト4］
▪第145回九州地区高等学校野球大会［優勝］
▪第50回記念明治神宮野球大会出場
▪第145回九州地区高等学校野球大会（大分県予選）［優勝］
▪第99回全国高等学校野球選手権大会［ベスト8］
合併前である別府大学付属高等学校時代を含めると、多数のプロ野球選手を輩出しています。
主なOBとして、NPBやMLBで強肩強打のキャッチャーとして活躍した城島健司などが挙げられます。
今宮健太の高校時代の成績
今宮健太は、九州の名門、明豊高等学校でプレーしています。
高校時代は投手兼内野手としてプレーし、投げては最速154km、打っては高校通算62本塁打と驚異的な能力を見せつけていました。
高校時代は春の選抜に2回、夏の選手権大会に1回出場するなど、3度の甲子園出場を果たしています。
そんな華々しい経歴を持つ今宮選手の前に立ちはだかったのが、世代を代表する左腕である菊池雄星（現：ヒューストン・アストロズ）でした。
春の選抜では12三振を奪われ完封負け。
この時、今宮選手は菊池投手にリベンジを果たすことを誓っています。
「打倒、花巻東！打倒、菊池！」を目標に掲げ挑んだ夏、甲子園の準々決勝で再戦が実現します。
花巻東高校が勝利し、今宮選手の高校野球は幕を閉じたのですが、9回に再登板した今宮選手が投じた10球は「伝説の10球」と称され、強烈なインパクトを残したのです。
今宮健太のNPB時代
高校卒業後、ドラフト1位指名を受け、福岡ソフトバンクホークスに入団した今宮健太。
プロ入り後、どのような成績を残してきたのでしょうか。
NPBでの個人成績
【ヒーローインタビュー】8月11日 今宮選手
【NPBでの通算成績（2011年〜2023年）】
・出場試合数：1480試合
・打数：4,973打数
・安打：1,250安打
・本塁打：92本塁打
・打点：497打点
・打率：.251
・盗塁：78盗塁
・守備率（遊撃手）：.982
プロ入り後、15年目のシーズンを迎えている今宮健太。
入団2年目から1軍に帯同し、2013年シーズンから遊撃手のレギュラーを獲得しています。
レギュラー獲得1年目から、ゴールデングラブ賞を受賞するなど、存在感を示しました。
高校時代に長距離砲として活躍していたため、周囲は豪快な打撃を期待していましたが、そのスタイルを封印。
主に2番に座り、打線のつなぎ役に徹しているのです。
その結果、2016年には史上最年少での200犠打を達成するなど、チームに欠かすことのできない存在となりました。
それ以降も着実に結果を残し、2021年にはパ・リーグ新記録となる306犠打を記録。
通算400犠打も目前に迫っており、「バントの神様」と呼ばれた川相昌弘の背中を着実に追いかけています。
また、2024年8月4日の北海道日本ハムファイターズ戦で、遊撃手としての試合出場数が1,532試合に到達。
松井稼頭央が保有していた遊撃手のパ・リーグ最多出場記録を塗り替えたのです。
ベテランの域に達している今宮健太ですが、どこまで最多出場の記録を伸ばすのでしょうか。
今後のさらなる活躍に期待です。
NPBでのチーム成績
今宮選手が在籍している2010年から2023年における福岡ソフトバンクホークスの成績をチェックしていきます。
14シーズンでリーグ優勝6回、日本一を7回達成するなど、凄まじい成績を残しており、黄金期であったといっても過言ではないでしょう。
しかし、2020年のリーグ優勝を最後に優勝から遠ざかっています。
千賀滉大（現：ニューヨーク・メッツ）や東浜巨、和田毅のような、エース格になり得る若手投手や絶対的な4番打者の不在などが課題として挙げられるでしょう。
2024年シーズンは、長らくリリーフ陣を牽引してきたモイネロの先発転向、有原航平の復調、スラッガー山川穂高の加入により、好調を維持しており、2020年以来のリーグ優勝に期待が高まっています。
NPBで獲得したタイトル
今宮健太が、福岡ソフトバンクホークス入団後、獲得したタイトルを紹介します。
・ベストナイン3回（2014年、2017年、2022年）
・ゴールデングラブ賞5回（2013年〜2017年）
打撃タイトルの獲得実績はないものの、守備面のタイトルを複数回獲得しています。
このことから、守備面で大きくチームに貢献していることがわかるでしょう。
しかし、2018年以降は、WBC日本代表で遊撃手を務めた、埼玉西武ライオンズの源田壮亮にタイトルを譲る形となってしまっています。
とはいうものの、非常に高い守備力は健在ですので、タイトル奪還に期待が高まっています。
今宮健太の年俸はいくら？
ここからは今宮選手の年俸について解説します。
日本プロ野球界を代表する遊撃手である今宮選手はどれほどの年俸をもらっているのでしょうか。
2022年オフに3億円を突破！
今宮健太は2022年シーズンオフの契約更改で年俸3億円を突破。
2023年シーズンも選手会長としてチームを牽引し、現状維持の3億円でサインしています。
3億円という年俸は、堅実な守備やいぶし銀が光る打撃が評価されている証拠でしょう。
攻守におけるチームの主軸選手として、今後も活躍が期待されます。
これまでの年俸推移
今宮健太のこれまでの年俸推移をチェックしていきましょう。
2024年 3億円
2023年 3億円
2022年 2億9,000万円
2021年 2億9,000万円
2020年 2億9,000万円
2019年 2億6,000万円
2018年 2億2,000万円
2017年 1億4,500万円
2016年 9,000万円
2015年 7,000万円
2014年 5,200万円
2013年 2,200万円
2012年 900万円
2011年 800万円
2010年 800万円
プロ入り後、一度も減額されることなく、順調に推移していることから、今宮選手のチームへの貢献度が高いことが読み取れます。
2024年シーズンは自身が33歳になることにちなんで「打率3割3分」を目標に設定。
堅実な守備に加え、打撃面でチームに貢献することを目標としています。
今宮選手の今季の活躍に期待です。
今宮健太は結婚してる？子供はいるの？
今宮選手は2016年に3歳年下の一般女性と結婚しています。
お相手は今宮選手と同郷の大分県別府市出身で、同じ明豊高等学校出身です。
今宮選手の甲子園での大活躍を応援していたかもしれませんね。
3歳年下なので、在学期間が被っていたわけではないですが、知人の紹介で知り合っています。
現在は3人の子宝に恵まれ、子煩悩なお父さんとして今宮家を支えているのでしょう。
今宮選手は今季使用しているグローブに家族の名前の頭文字である「彩・慶・燈・舞」を刺しゅうし、家族とともにシーズンを戦っているのです。
さいごに
福岡ソフトバンクホークスの守備の要である今宮健太。
広い守備範囲、高い身体能力から繰り出されるアクロバットな守備、鋭い送球など、魅力あふれる守備が魅力の選手です。
2020年シーズンを最後に優勝から遠ざかっている福岡ソフトバンクホークス復活のキーマンは今宮選手といえるでしょう。
持ち味の守備はもちろんのこと、打撃面での活躍にも期待が高まっています。
2024年シーズンの活躍に期待しましょう。
